積立保険の罠② プルデンシャルはやめておきましょう

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プルデンシャル生命保険の商品を契約した経緯を話ます。実にほろ苦いですね。

出会いは突然

ある日友人の先輩が大学生だった僕に話をしたいと言われました。

その人はプルデンシャル生命保険に転職したての利行マンでした。

会ってたわいもない話をした後に突然

「刺激的な提案があります。」

ときりだされました。

その時は銀行に預金していてもほとんど金利がないが、この商品は生命保険何に積立で満期を過ぎると返金額が掛け金よりも増えるとアピールされました。

定期預金以外に比較対象を持っていなかった私はとてもいい商品だとその時は思いました。ただ、怪しい感じ時もしたので会社はどうやって利益を得ているか聞いてみました。

すると投資を行なっていますと返答されていたのを覚えています。

そうなのです。答えはその時出ていたのです。この時もっと考えて投資の勉強をしていれば契約しなかったかもしれません。

契約した私は少し自慢げでした。なぜなら自分だけの特別な契約をしたと勘違いしていたからです。

ちなみに契約の際にちゃっかり知り合いがいたらぜひ勧めてくださいとお願いされました。今思うとネズミ講ですね。

担当者の変更

それから数年後急にプルデンシャルから電話がきました。担当者が会社をやめたから担当を変更させてもらいたいとのことでした。

次の担当者は保険の見直しをしたいとすぐに連絡してきました。

あってひとしきりおだてられた後に、ドル建て積立保険をの保険料をもっと増やした方が良いと提案してきました。

知り合いの医師は私の4倍程保険料を支払っている。資金があるのに買わないのは勿体無いと言ってきました。いつの間にか煽られている感じになりました。

その勢いのまま私は月々の保険料を800ドルとしました。その営業マンの口癖は「良い選択です」でした。さらに年に一回の保険の見直しを勧めてきました。しかも毎月ポエムが書かれたメールが送られてきました。

その営業マンから半年に1回くらいの頻度で電話がかかってきて新たな契約はどうだと勧誘されました。

私はその営業マンがとても苦手でした。

二人の特徴

まず第一に、こちらを全力で褒めてきます。意味がわからないくらいおだてられます。これは営業の基本なのでしょうが、やはりプロなので褒め方がうまいです。

次に自社に自信があること及び外資であることを強調してきました。聞いたことがない横文字を並べると自称インテリ層は黙って知ったふりをする特性を見抜いているように思いました。

商品説明の特徴としては、他社との比較は全くしないことです。おそらく。こちらのマネーリテラシーを測っているのだろうと思います。商品説明後、こちらからの感想を聞き畳み掛けてきます。今後利率ははどんどん下がる、来年には法改正が行われるから今しかないなどと急かされました。

あっけない解約

その後、私は田舎に異動となりました。するといままで定期的に連絡をよこしていた営業マンからパタリと連絡が来なくなりました。

そして田舎でマネーリテラシーをあげた私は営業マンに電話をしました。

「突然ですが解約したいです」

そう告げると営業マンは

「一度お話をしたいので田舎まで伺っても良いでしょうか? またそのようにお考えになった理由はなんでしょうか? 今の保険料を解約するのは損です。もう3年契約して払い済みにすることで10年後には掛け金と同額返ってきますがどうしましょうか?」

と食い下がってきました。

「積立保険は投資としても保険としても中途半端です。米国インデックス投資の方が良い利回りがかなりの可能性で期待できるし流動性も高いと思います。今後は保険にかけてきた金額を投資に回したいと思います」

そう言うと営業マンは態度を一変させました。

「わかりました。田舎には伺いません。今後弊社のコールセンターから連絡がくると思うのでお待ちください。」

そうして二度とその営業マンとは話すことはありませんでした。

結論

結局解約時の返却金は全保険料の70%ほどでした。

因みに払い済みと言う方法もあります。払い終わった保険料をそのままプルデンシャルに預けることで、15年後くらいに今までかけていた保険料が満額帰ってくると言うものです。

前のこうでも言いましたが、お金において適切な投資と時間が重要です。払い済みで縛るとさらにそれらを失ってしまいます。返金してインデックス投資に満額使った方が利益が多く望めます。

プルデンシャルの積立保険は他社の商品よりはだいぶましですし、定期預金よりもかなり良いです。ただ、少し勉強すればイマイチな商品であることは明らかです。

仕組みをよく勉強すればすぐに契約するような商品ではないこともわかります。友人や上司が入っているからと言う理由で契約するのはやめましょう。

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