前回記載した支出について、収入に対する理想的な内訳を検討します。前提ですが勤務医が属するサラリーマンを対象にしています。
収入に関しては人それぞれなのでなかなか一般的なことは言えませんので私の場合を提示します。
尚、収入が少ない場合は事業を立ち上げるか副業などをしある程度の収入を確保する必要があります。支出を調整したところで収入が少なすぎると投資できないためです。
投資と貯蓄の割合は年齢によって理想的な比が異なると思いますが、投資割合は(100-年齢)%くらいで良いと思います。
投資は時間による影響が大きいため若い時にしっかり投資することが重要です。
ちなみに私は90%投資(ETFまたは投資信託購入)に回しています。
投資・貯蓄の理想割合
老後に心配なく暮らすためには収入に対する投資・貯蓄の割合は少なくとも25%は確保しておきたいところです。
バビロンの大富豪などでは10%と言われていますが、当時と比べ明らかに人は長生きになりお金がかかるようになりました。また、年金制度に関して、私は破綻はしないと思いますが減額になるのは避けられないと思います。その一方インフレも緩やかですが進みます。
このような未来を考えると収入に対し25%は投資・貯蓄に回すべきと考えます。
また、収入に応じ比率は異なります。一般的に高収入の方がより高い割合で確保すべきと考えます。なぜなら生活水準を落とすことは難しいからです。
私の収入に対する投資割合
私は転勤が多いため、勤務先によって収入の変動がそれなりにあります。今年は都心に異動となったため常勤先からの給与は去年から30%ほど減ってしまいました。
そのように変動が多い中でも収入全体の投資割合は最低60%以上を確保しています。もっともよかった時期は80%ほどでした。
ここでのポイントはストレスを感じるような節約はしないことです。ストレスを感じるような節約は絶対に長続きしませんし、人間として器が小さくなります。
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