固定費とは毎月必ず支払わないといけない費用のことです。
一般家庭であれば住宅費(住宅ローンも含め)、光熱費(電気、水道、ガス)、通信費、車両費、保健料金、各種税金などが挙げられます。人によっては学会費やジムの会費なども含まれるでしょうか。
まずは住宅費の見直しを
固定費の内最も重要なのは住宅費です。
一般的には住宅費が最も家計の中で占める割合が大きいため、調整による効果も大きいです。
住宅費について話をすると賃貸かマイホームかで揉めますが、私は賃貸を推します。
ただし人により状況が様々なので答えはありません。
私の場合は転勤が多いこと、自宅を事務所としても使用していること、同じ場所にずっといることに飽きやすいことから賃貸にしています。
部屋は都内の中心部ですが築古リノベーション物件で、周囲の同条件の物件より3割以上安く契約しています。
気にしないのであれば築古リノベーション物件は設備の割に安くおすすめです。ただし、共用部には注意が必要です。そこは実際に確かめた方が良いと思います。
もし寮があるようであれば、寮に住むのがベストです。寮は福利厚生の一部ですので積極的に利用しましょう。
マイホームについても住宅ローン控除が使えますが、管理費、維持費などが意外に高くかかります。何より新築はコスパが明らかに悪いです。都心駅近の中古マンションがある程度やすく(価値か下がらず、需要が高くすぐ売ることができそうな)買えるのであれば考えますがそのような物件はほとんど出てきません。
これについてはまた思うところを述べていこうと思います。
通信費の見直し
現時代においてスマホ代がそれなりにかかっている人が多いのではないでしょうか。
当然ですが今のご時世三大キャリア (docomo,au,softbank)を使用するメリットはほとんどありません。明らかな割高です。
私から言わせるとスマホ代こそ情弱ビジネスであり、キャリアを聞くことでマネーリテラシーがある程度わかってしまう危険な情報です。
三大キャリア を考慮する必要があるのは最新の機材じゃないと絶対に満足できない人くらいでしょうか。
ただよくよく考えてもらいたいんですが、最新のスマホの機能を引き出せる人はどのくらいいるでしょうか。おそらく数%以下と思います。
私としてはapple pay、touch IDがあれば事足ります。
まだ三大キャリアを使用している人がいるようであればすぐに変更すべきです。
私は現在楽天モバイルを使用しています。その前はY!mobileを使用していましたが、全てのサービスを楽天に統一することでスマホ代を実質無料にできるため楽天モバイルに変更しました。因みにiphone7ユーザーなのでアンリミテッドではありません。
変更は1時間くらいあれば可能です。
店頭で行うと違約金やら何やら言われますが、ほとんどの場合違約金を払ってキャリア変更した方がお得です。
キャリア選びの詳細についてはまた後日述べて行きたいと思います。
光熱費について
光熱費に関してはそこまで効果は高くありませんが、サービス提供業者を揃えることで割引となることが多いです。
私の場合は電気は楽天でんきを使用しています。楽天でんきはポイント支払いできるため電気代を実質ただにできています。
因みにこまめに電気を消すことも大事かもしれませんが私はあまり気にしません。気にしすぎてもストレスが溜まるだけであまり効果がないからです。
車両費
世の中には医師だから高い車に乗らないと格好がつかないと思っている人がいるようですが明らかに勘違いです。
そのような人が乗っている車は大抵は消耗品の車です。
車両は移動のための消耗品か装飾品であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
最もコスパが良いのは国産の中古車を使い込むことだと思います。逆にもっともコスパが悪いのは新車購入で、その中でもメルセデスやBMW、Audiなどの中途半端な車種を買うのはかなりおろかと思います(多分同業者ではそれなりに多いと思います)。買った瞬間に30%は価値が下がります。
私はあまり車のこだわりはありませんでしたが、ど田舎でから都会(事業場所など)への長距離移動を楽しく行うため3年落ちで新車の40%くらいの価格となった車を買いました。2年ほど使用し減価償却を行った上で、売却しました。
自分の中でコスパはそこそこで、値段相応の価値があったと考えられる買い物でした。
保険料
これについても語りたいことが多くあります。
結論を言うと保険が必要な人は多くないと思います。必要があるとすれば少額の掛け捨て生命保険くらいです。基本的に保険はギャンブルと同じなのです。いらない機能(変な特約や貯蓄型など)は手数料を余計にとるしくみなのです。
因みに現在私はなんにも入っていません。
ただ以前入っていたことがあります。そう皆さんご存知プルデンシャルの保険です。明らかに失敗でした。
詳細はいずれ述べたいと思います。
各種税金
勤務先からの収入のみの方はidecoなどがメインになります。保険による控除もありますが微々たるものです。
事業を行なっているとそれにかかった経費は収益から引くことができます。ただしここで注意しておきたいのは節税や経費を増やす行為は収入が増えて初めて意味をなします。
節税に重きを置いた投資は損をすることが多いです。特に注意したいのはワンルームの区分マンションへの投資です。必ずやめましょう。
ここについても詳細もいずれ述べたいと思います。
上記のように行うことは多くありますが、行動することで月々5万円ほどは浮くと思います。めんどくさがらず一つ一つやっていきましょう。
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