以前書いたように医師の仕事は収入とやりがいにジレンマがあります。
やりがいのある仕事や知的好奇心を駆り立てられる仕事は基本的に報酬が少なくなりがちです。一方誰にでもできるルーティンワークなどのやりがいのない仕事は数をこなすことにより報酬を多くすることができます。
報酬は自分の仕事への評価ともいえます。いくらやりがいがあっても報酬がすくなれけばやる気が下がってしまいます。逆にやりがいがない仕事でも報酬が多ければやる気に繋がります。
世の中は絶妙なバランスでできています。いや、それが社会の仕組みと割り切った方が良いと思います。
私は勤務医なので前者に属している人と接する機会が多いです。
彼らは仕事に対しての報酬が低いことに対し常に文句を言っています。また、開業医を猿でもできる仕事しかしていないと見下しがちです。
しかし、私はいずれの仕事も世の中に必要と思いますし、お互いリスペクトすべきと思います。勤務医は一握りの人を除いて交換可能です。つまり勤務医は自らが思っている以上に対した仕事をしていないことが多いです。また勤務時間内の労働力は開業医の方が明らかに必要です。
私の理想
そのような社会環境の中、社会の構造を変化させるのは大変です。
今ある環境の中で自分の理想に近く以外ないのです。
私の理想は自分にとってやりがいのあること、興味が持てることを自分のペースで続けつつ、開業医と同等の収入を得ることです。
それはただ勤務医をしているだけでは絶対に実現できません。工夫が必要です。
私は研修医の時にどうやれば理想に近づけるかを考えました。
大学で忙しく働いている安月給の医師をみていると自分の理想ではないと感じました。また、クリニックの開業医や訪問診療する医師と接しその仕事をずっとやるのはつまらなさすぎると思いました。
経済的自由が必要条件
出した結論は、40歳ぐらいまではやりがいのある仕事を勤務医として働きながら副業や事業を行い資産形成を行うことでした。やりがいを求めるのは経済的自由の目処がたってからだと考えたのです。
世の中は不平等で生まれながら経済的自由を達成している人もいます。私の実家は特に資産家でもないので、経済的自由は自分自身で達成しなければなりません。
私は数年かけて一つ一つ地固めをはじめました。
理想はあと10年で医師以外の収入で毎月40万円程の収入を得ることです。今の所順調にことが進んでます。
泥臭いことが多くめんどくさいことも多いですが目的意識を持つことでなんとかやっていけています。
引き続き私の経験が皆さんの役に立てばと思います。
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