私は現在アーロンチェアを使用していますが中古購入しました。
正確に言うとヤフオクで業者が出しているものを落札しました。
2013年製、Bsizeフル装備のもので、背部はポスチャーフィットのものでした。
購入金額は4万円で、いい買い物ができたと思っていましたが、実際届いた商品を見て愕然としました。
埃まみれで一部壊れたものだったのです。
流通しているアーロンチェアのカラーは9割方黒です。なので古さが画像ではわかりにくいです。私が注文したものは画像では綺麗でしたが実際届いたものは酷いものでした。
ヤフオクであることと値段を考え自分の中で渋々納得しましたが皆さんにはそのような辛い経験をして欲しくないと思い、ネットで中古のアーロンチェアを買うときの注意点について買いていこうと思います。
アーロンチェアについては下記の記事を参照ください。
装備
アーロンチェアは装備により3つに分かれます。
一つ目はアームレスタイプです。正式にはアーロンライトチェア(アームレス)です。前傾チルトもついておらず可動部分は5箇所です。あまり見たことはありません。
二つ目は固定アームタイプです。正式にはアーロンライトチェアです。アームはついていますが固定されています。その他はアームレスタイプと同じで可動域は5箇所です。
三つ目はフル装備です。前傾チルト機能とアームが動くようになっています。可動箇所が9箇所と多い為、細かい調整が効きます。
市場に出回っているのは固定アームタイプとフル装備です。見た目は似ていても機能と値段がだいぶ違います。
特に個人出品の場合情報がないことがあります。購入前にはしっかり調べるようにしましょう。
サイズ
アーロンチェアはA,B,Cの3サイズあります。
身長と体重で選びます。
日本人の場合は概ね女性はA、男性はBで良いと思います。
古さは背もたれの違いである程度わかる
アーロンチェアの背もたれには背骨及び骨盤を支えるため背部に工夫があります。
背骨のカーブを直接支えるためのランバーサポートと骨盤を支えるポスチャーフィットです。
前者は発売当初からあり、後者は2000年代前半から登場しています。
違いは背骨を支えるか骨盤を支えるかです。背骨は体格で変わるのでランバーサポートの位置調整が必要です。一方骨盤は体格による違いはほとんどないためポスチャーフィットは位置調整は必要なく、動きの強弱の調整だけで良いです。
中古のものはほとんどランバーサポートです。ランバーサポートのものは発売当初からあるので物によっては20年以上前のものもあります。ポスチャーフィットは比較的新しいもの(それでも発売から10年内くらい)ものが多いです。
製造年がわからない商品は、背部である程度古さがわかるので参考にしていただけますと幸いです。
また、ランバーサポートは壊れていることが多いので注意が必要です。
次に私の購入したもののダメな点を上げていきます。
臭いとホコリ
これはもう酷かったです。油とホコリが混じった変な匂いがしました。
アーロンチェアはメッシュ素材ですが、メッシュ部分が全体的にオイリーで、触ると指が黒ずみました。また、メッシュの特性上、隙間にホコリが非常に溜まりやすい汚かったです。
結局メッシュ部分を分解し洗剤を使い洗浄しました。3回ほど洗うとようやく綺麗になり匂いも消えました。
本体部分も埃まみれだったので綺麗にする必要がありました。
またメッシュ部分にほつれはありませんでしたが伸びている感じはあります。
クッションの摩耗
アーロンチェンにはメッシュの裏打ちとしてクッションがあります。
私の場合は二箇所で、バナナクッション(大腿が当たる部分)とポスチャーフィット部分です。
いずれも摩耗し切っておりクッションとしての役割は果たしていません。特にバナナクッションは酷く、長時間座っていると足が痺れることがあります。
バナナクッションはさすがに変えようかと思います。
左アームパッドの固定ができない
元々アームパッドの高さ調整ができるモデルだったのですが、左側は壊れており固定できず、斜めを向いていました。固定のネジが壊れていたのです。
これについてはクレームの連絡を入れたのですが、免責事項に当たるため対応できないと言われました。色々思うことはありましたが、当時はめんどくさくなり泣き寝入りしました。
その他機能
幸い私のものはリクライニング、前傾チルトの調整は問題なくできますが、物によっては壊れいているものがあります。
レバーがなくなっている商品も平気で売られていることがあるので注意が必要です。
まとめ
以上が中古のアーロンチェアを買う時の注意点です。
皆さんも中古のアーロンチェアを購入するときは上記のことにはくれぐれも注意してください。
アーロンチェア自体は優れた商品でおすすめです。デスクワークの時間が長いので負担がかからない物にするのは重要です。
値段を考えると格安の中古品は選択肢としてないわけではありません。せっかく新品を買っても体に合わない場合もあるのでお試しとして中古をまず買ってみるというのはアリかもしれません。
ただし私の場合、今度買う際はコスパを考えると状態の良い中古品を購入したいと思います。
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